少し前にサロンにディスプレイしていたロイヤルドルトンのティーセットの一部に、私の大好きな絵本をテーマに描かれた作品がありました。
ロイヤルドルトンは、子供用の食器としてくまのプーさんや不思議の国のアリス、バニキンズなど多くのデザインを手がけていますが、私は、ブランブリーヘッジがお気に入り♪
ドルトンは、ちょうど子供文化が繁栄していたヴィクトリア時代に発展していった窯だったので、うまく時代を読んでこうした物語をテーマにした作品を出していたのです。
ブランブリーヘッジは、日本では「のばらの村のものがたり」として紹介されている、イギリスの物語です。

イギリス人作家、ジム・バークレムによって書かれた森に住むねずみたちが主人公のとっても可愛らしいお話なのです。
子供の頃から、何度も何度も読んだ大好きな世界観。
森に住むねずみたちが擬人化して描かれているので、ねずみとはいっても、可愛いお洋服を着て、素敵なイギリスのインテリアのお家にすみ、お菓子を作ったり、ハーブティーを飲んだり、ピクニックやパーティーを楽しんだりとイギリス的な素敵な暮らしがところどころに垣間みられて、本当に微笑ましいお話なのです♪
春、夏、秋、冬とイギリスの季節の楽しみ方もとってもよ〜くわかります。
動物のこうしたお話は、ピーターラビットが有名ですが、私はぜひ、心の温まるこちらの世界観も多くの方に読んでほしいな〜と思います。
姪っ子、甥っ子たちにもこのお話は、読んでなにかを感じてほしいな〜なんて思います・・・。
それにしても、私が子供の頃にこうした食器の世界にもブランブリーヘッジのものがあると知っていたら、きっと母におねだりしたことでしょう〜(笑)。
今はドルトンでは製作していないようなので、なかなか手に入りにくいのが残念でなりません・・・。
子供の頃は、ただ可愛い〜と思って読んでいたお話ですが、今読んでみると、イギリスの生活について、新たな発見がた〜くさんあり、なかなか面白いですよ。
読書の秋、難しいお話はちょっと・・・という時でも、こうした絵本の世界を楽しむというのも一興ではないでしょうか???
いろいろなテーマがありますが、私は「春のピクニック」「雪の日のパーティー」「ひみつのかいだん」が特に好きです〜♪
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