西洋の時代ごとに発生した様式について、今年のマスタークラスでは取り上げています♪
1600年代のバロック様式からはじまり、1700年代のロココ。
そして今回は、1700年代後半のネオクラシカル様式。
古代ギリシャやローマ時代に憧れた西洋人たちに注目された文化。
ちょうど古代遺跡の発掘がきっかけともなり、グランドツアーとも呼ばれる当時の上流階級のおぼっちゃまたちによりイタリアを訪れることが流行もします。
なぜにそんなに古代文明に魅了されたのか、その歴史的背景を掘り下げてみると…。
むかーし、学生の頃に習った啓蒙思想にもつきあたり、これはまた新鮮でした。
哲学、科学などはどちらかというと苦手分野で、先生の言うこともすんなりは理解できなかった記憶が。
それが紅茶をお勉強して知ったネオクラシカル様式にも影響を与えたとなると、これはまた復習せねば…という気持ちになるのですから不思議ですねー。
この文化が建築やインテリア、陶磁器の世界にも変化をもたらし、今にまで続くものを生み出しているのですものね。
イギリスがきっかけとなった啓蒙思想主義が、フランスやドイツなどにも伝わり、のちにはアメリカの独立戦争、さらにはフランス革命にまでつながったと、時代の流れを知るのは本当に面白い。
ネオクラシカル様式時代は、女性主催のサロンもあり、そこではそうした思想や政治的な高尚な話題が繰り広げられていたとのこと。
みどり先生曰くChaTeaのサロンは、この時代のサロンが目標と♪
ただ、綺麗ね、美味しいね…といったキラキラした部分だけではなく、文化的なこと、歴史的なことも踏まえて一緒に語りあえたら、より楽しい〜と。
サロンに飾られているもの、使う食器などをテーマに合わせるというのも、より語り合うためのアイテムだからこそ♪
レッスン前とレッスン後で、飾ってあるものの見方が変わり、皆さまからいろいろな感想を伺えるのが楽しみにもなっています(*^^*)
今のサロンのインテリアも、ダイニング部分とリビング部分では、また雰囲気が違うのにもきちんと意味があり…。
レッスンを受けると納得〜となるはず♪
私もまだまだ学び中ですが、一緒に皆さまと語りあえたら嬉しいです♪
ネオクラシカル様式時代のサロンマダムを目指します(*^^*)