少し前のことになりますが、以前からずっと気になっていた場所を訪れてくることができました(*^^*)
名古屋にある明治村です〜。
日本が開国したのち、文明開化の流れのもと新たに欧米の様式・技術・材料を取り入れた石造・煉瓦造の洋風建築が産業革命の進行に伴って、たくさん建築されていきました。
これらの建築のうち、芸術上、歴史上価値あるものも、震災・戦災などで多く失われたり、取り壊されたりといった運命に…。
そうした文化財を残そうと、その保存を計るために移築、修復された建物が一同に介した場所なのです。
明治時代に日本に建てられた西洋建築が見られるだなんて、非常に興味深く思っていたのです。
こちらは帝国ホテル中央玄関。米国の建築家F.L.ライトの設計。幾何学的に彫られた大谷石や透かし入りのレンガが使われた姿は圧巻でした。
内装も素晴らしい。よりレンガの積みの構造がわかってたのしい。
明治村は、ドラマや映画などのロケ地としても使われているとのこと。
こちらの北里研究所本館・医学館は、私も大好きなNHKのドラマ「花子とアン」の女学館の外観。
ここは、見たかった♪
花ちゃんと蓮様は、ここで出会ったのね〜と妄想(笑)。
他にも「坂の上の雲」や「天皇の料理番組」などでも使われている建物も多数〜。
聖ザビエル天主堂は、ゴシック建築はもちろんのこと、教会内のステンドグラスも素晴らしかったですね。
こうした荘厳な世界にいると、とても神聖な気持ちになれますね。
それぞれ建物内には、当時のものが展示してあったり、生活スタイルが再現されていたり…と、こちらも学びになります。
食器は、やはり名古屋だからか、ノリタケさんのが多かったような(笑)。
個人的なツボとしては、産業革命の機械などが展示されていた当時の工場内に、活版印刷機があったのに大興奮。
ちょうどサロンのレッスンで、ヴィクトリア朝の新聞、雑誌、印刷事情についてのお話をしていたばかりだったので、まさにこうした機械だったのね〜と一人で盛り上がってしまいました。
と私にとっては、見所がたくさん。
全部で70近い建物があるのですよ(*^^*)
ほぼ丸一日いたのですが、あっという間に閉園となってしまいましたよ〜。1日、とても楽しく歩き回りました♪
普段は、歩くのはあまり好きではないのですが、なぜかこういう場所では、張り切れてしまうのだから不思議です…!
今まで、レッスンでも西洋建築、日本の洋館をテーマにしたものを取り上げてきていたので、そちらの良い復習にもなりました。
またイメージだけだった世界が実際に見られたのも、良かったです(*^^*)
この日は、雨もシトシトと…あまり良いお天気でなかったのが残念。
お庭も綺麗だったので、また改めて訪れてみたいです♪