暑さが堪えるようになってきましたね…。熱中症には気をつけて過ごさないとですね。
この暑さからの逃亡に奥日光、中禅寺湖のあたりはいかがでしょう?
今月1日から、旧英国大使館別荘がリニューアルし一般公開されるようになったのですよね(*^^*)
中禅寺湖一帯は、幕末以降、日本が開国した後に西洋人たちの避暑地として賑わっていた場所でもあり、ヨットレースなども開催されていたのだとか♪
そんななか英国の外交官として活躍していたアーネスト・サトウがこの地に別荘を建て、のちに2008年まで大使館別荘として使用されていました。

その建物が2010年に栃木県に譲渡されたことをきっかけに復元されるということで話題に♪
月日をかけ、無事に工事が終わり一般公開。新聞などでも取り上げられていました(*^^*)
実は、その内装の調度品やアフタヌーンティーの展示品などの監修をCha Teaが携わらせていただくという素晴らしいご縁を頂戴しました。

みどり先生と一緒にアーネスト・サトウのことなどをお勉強し、時代背景も考慮しつつ、設計担当の方々の意向に沿うようにといろいろなアイデアを考える作業は、とっても楽しかったです♪

暖炉周りなどは、当時のままのものといい逸品。2箇所もあるという贅沢さ。
それならばと、まさに英国らしいものを飾らなくては…と一か所にはスタッフォードシャードッグ、もう一箇所にはガラスドームのなかにシダ植物とランを活けて…とこだわってみました。

また二階のスペースには広いティールームもあり、お茶が楽しめるのです。
内装の家具は、英国大使館からの寄贈品をリノベーションしたという、またまたスペシャルなもの。
マホガニー材の美しいものがたくさん。思わず、いいな~と呟いてしまいましたよ。

このティールームや別室のウィリアム・モリスやアフタヌーンティーをテーマにした展示のなかにサロンからのアンティーク画の資料なども提供させていただいていますので、ぜひ、ご覧になってみてくださいね。

英国ということでエインズレイさんの食器もところどころにある点にもご注目を♪
眺めもとーっても素晴らしいので、そちらだけでも見る価値があるくらい。

こんな場所を見つけ、別荘を建てたアーネスト・サトウの審美眼には関心するばかりです(*^^*)
奥日光の自然美も堪能しつつ、幕末、明治の西洋人の暮らし、交流などもわかる展示もあるので、見所満載です♪
私たちもオープン前にお仕事で訪れることができたのですが、最終的な仕上がりにはお目にかかっていないので、ぜひに行かなくては~と思っています。
生徒さんのなかでも、行く予定です…なんて言ってくださっている方もいて、嬉しい限り。
ぜひ、行かれた際にはご感想を聞かせてくださいね。
とはいえ、ドキドキですが…。
こんな素晴らしいお仕事に関われたことにただただ感謝いたします。
多くの方に愛される場所になりますように(*^^*)