昨日のホテルニューオータニ、ベッラ・ヴィスタにてのランチ会は、本当に素晴らしいものでした

参加された皆様も、終始、笑顔でとっても幸せそうでした

何よりもホテルの40階というロケーションの素晴らしさに、まずお部屋にはいったとたん、歓声です〜


ご提案していただいたお料理と紅茶のペアリングの絶妙さには、感激しっぱなし!!
私は、前菜の「魚介のマリネ あさりのジュレを添えて」のメニューにダージリンファーストフラッシュをあわせたのには、とっても衝撃を受けました。
ファーストフラッシュとあさり・・・といただくまでは、想像できず???だったのですが、あわせてみると、そのベストマッチさにびっくり。
塩加減やあさりの風味の強弱など、シェフとソムリエさんで協議を何度も重ねて生み出してくださったとのことでした。

そしてボローニャ風のパスタには、ヌワラエリヤを。
同じ産地のものでも、作られた時季によって味わいは変わるもの。2012年のものと2013年のものとであわせて食べ比べ。
皆様、真剣に飲み比べて、まずは単体のお味でも違うね〜と実感していただいたあと、実際にお料理とペアリング。
私は、2013年とあわせたほうが、パスタソースの甘みなどがより感じられつつ、お茶の香りも引き立つので好みでした。

そしてメインは、「シャラン鴨ムネ肉のペッパーソース」には、ニルギリを♪

ソムリエの沼倉さんがニルギリを飲んだときにかすかにペッパーのような風味を感じる・・・とのインスピレーションから、お料理が想像されていったそうです。
なるほど〜っと皆でメモメモ・・・。

デザートの「マンゴーのクープ仕立て」に、今年入荷したニルギリの緑茶をホットティーであわせたのには、本当にびっくりしました。
なかなか自分では想像できないペアリングだな・・・と、こちらのご提案には脱帽いたしました


マンゴーだけではなく、パッションフルーツやジンジャー、ミルクチョコレートのムースなど、一緒にまぜていただくことによって、緑茶とのペアリングが完成していくのです。
こちらは、ソムリエさん、パテシエさんの渾身の作とのこと。
デザートとして単体でも完璧なお味のものを、より素晴らしいものに・・・と何度も試行錯誤を繰り替えてくださったとのことでした。
見た目の美しさという面でもすべてのお料理で共通で楽しませていただきましたが、それが完成するまでの、何度も繰り返されたであろう試作段階のことを思うと、心から感謝と共に、感銘をうけました。
「これでいい」ではなく、「これがいい」というMUSTの状態までの追求していく気持ち、そしてそれを義務ではなく、楽しいと思いながらやられているのだというが、とってもよく伝わってきて、心に響きました。
いろいろな意味で、たくさんのことを学ばせていただいたランチ会となりました

今回の学びを今後のレッスンでも生かしていけるようにしていきたいと思いますので、今後も一緒に学びを深めていただけましたら嬉しいですね。
皆様とゆっくりとお話できたのも、普段とは違い貴重なお時間でした。本当にありがとうございました